2011年12月14日水曜日

デモクラシー・ナウ・ジャパンに字幕付き動画「トロイ・デイビスの処刑迫る」(米国で2011年9月21日に放送)が載りました

デモクラシー・ナウ・ジャパンに字幕付き動画「トロイ・デイビスの処刑迫る」(米国で2011年9月21日に放送)が載りました。

NYタイムズ紙が「悲劇的な誤審」と論じたトロイ・デイビスの死刑判決。有罪判決への疑いのさなか、2011年9月22日、薬物投与による処刑が執行され世界に衝撃を与えました。処刑前日、ジョージア州アトランタからオンエアされたデモクラシー・ナウ!のこのセグメントでは、デイビスの死刑反対運動の両翼を担ったアムネスティ・インターナショナルと全米黒人地位向上委員会(NAACP)の幹部が、事件と裁判のあらまし、米国の死刑制度反対運動について語ります。動画はここから。

2011年12月7日水曜日

速報: ムミア・アブ・ジャマール 死刑の可能性消える 仮出所なしの終身刑に

2011127日のNYタイムズ紙のウェブ版から記事
アブ・ジャマールの死刑執行断念」(By ティモシー・ウィリアムズ)を急ぎ翻訳しました。(訳:大竹秀子)


7日、フィラデルフィアの検察官は、30年前に警官殺しで有罪判決を受けた死刑囚ムミア・アブ・ジャマールの処刑執行への試みを断念することにしたと発表しました。ムミアの無実を主張する訴訟事件は、国際的な注目を浴びてきました。

フィラデルフィア地方検事のセス・ウィリアムズ氏はアブ・ジャマール氏は、仮出所の可能性なしに残りの生涯を獄中で過ごすことになると語りました。

記者会見でウィリアムズ検事は、いまもアブ・ジャマール氏の有罪を信じており、死刑執行がなされるべきだと思う、「判決は適切だった。 この被告にとって順当なものだった」 とし、この決定を「大変に難しい決断だった」と述べました。

2011年12月2日金曜日

トロイ・デイビスの姉 マルティナ・コレイアさん、逝く

トロイ・デイビスさんの姉で「トロイ・デイビス死刑反対」運動の支柱だったマルティナ・コレイアさんが2011121日、亡くなりました。101日トロイの葬儀の日にデモクラシー・ナウ!のエイミー・グッドマンに、無実を訴える運動を続けると語っていた矢先でした。10月3日にオンエアされたトロイ・デイビスの姉のマルティナ・コレイアさん、死刑反対の闘いを続ける決意」の中で10年以上にわたる自らの乳がんとの闘いをふまえて、「生きようとするトロイと私の闘いは、合わせ鏡。体内に流された毒がトロイの命を奪い、私の命を長らえさせる。トロイは私なのです」と語っていました。英文はこちら (翻訳:大竹秀子)
エイミー・グッドマン今日のしめくくりは、トロイ・デイビスの姉のマルティナ・コレイアさんです。車椅子に すわって応えてくださいました。以前は軍の看護師でした。弟の命のために闘いながら、乳がんに対する自分の命への闘いも続けてきました。トロイ・デイビスさんの無実を証明する闘いを今後も続けるのか、聞いてみました。
マルティナ・コレイア: トロイの無実が証明されるまで続けます。そして、トロイを不当に扱った人たちに責任をとってもらいます。皆に正義をもたらします。 のんびり身を横たえて弟の死を無駄にしようとは思いません。