2013年9月30日月曜日

コーネル・ウェスト オバマの偽善を批判

「オバマはウォール街の連中の座敷犬だ」と発言して以来、ホワイトハウスとの関係はぷっつりですが、2013年7月22日にデモクラシー・ナウ!に登場し、トレイボン・マーティン射殺事件裁判に関するオバマ発言を糸口に、オバマ、ひいては政権にただただ従う上・中流階級層のブラックコミュニティを批判し、公民権運動の今後の夢のありようを語っています。デモクラシー・ナウ・ジャパンにアップロードされた日本語字幕つき動画でお楽しみください。(リンクはここから)。


マーティン・ルーサー・キング師の有名な演説「私には夢がある」の演説を生んだワシントン大行進が8月末に50周年を迎えました。アメリカはその後、どう変わったのでしょうか?キング師の夢を体現するスターとして登場したオバマ大統領。ブラックコミュニティーは支援を続けようと懸命ですが、「こんなはずでは」という声も影ではきかれます。そんな中、辛口批判の急先鋒役を買って出ているのが、コーネル・ウェスト。選挙の時には、「変革」への約束をかってオバマ支援に大活躍だった彼ですが、貧困や複雑化した差別と搾取、ドローンによる民間人の殺害、米国の覇権主義、などに手厳しい批判を浴びせています。(大竹秀子)