2017年1月25日水曜日

アンジェラ・デイビスの演説 抵抗の1459日 

2017 年1月21日、ワシントンでのウィメンズ・マーチで行われた、アンジェラ・デイビスのパワフルな演説です。(翻訳=大竹秀子)


私たちの歴史が厳しい試練を迎えている時、思い起こしましょう。私たち数十万人、数百万人の女性、トランスジェンダー、男性、若者。ウィメンズ・マーチのためにここにいる私たちは変革のパワフルな勢力―死にかけているレイシズム、ヘテロの父権制を再び立ち上がらせまいと決意している勢力の代表です。

私たちは皆で共同した歴史の代理人です。そして、歴史はウェブ・ページのようには削除できないことを知っています。この日、この午後、先住民の地に集まった私たちは、大量虐殺の暴力にもかかわらず、大地、水、文化、自分たちの種族のために闘いをけっしてを諦めたことのないファーストネーションの人々の先例をたどっていることを知っています。今日、私たちはとりわけ、スタンディング・ロック・スー族に敬意を表します。


自由を求める黒人の闘いは、この国の歴史のまさに本質を形作っており、さっと消せるものではありません。私たちに黒人の命も大事だということを忘れさせることはできません。この国は奴隷制と植民地主義を礎にしています。良かれ悪しかれ、アメリカの歴史は、まさに移民と奴隷の歴史だということです。外国嫌いを広め、殺人とレイプの非難を投げかけ、壁を作っても歴史は消えません。

存在自体が不法な人など、いないのです。 

地球を救い、気候変動を停め、スタンディング・ロックの地からミシガン州フリント、ウェストバンクとガザまで、水にアクセスできることを保証するための闘い。動植物を救い、大気を救うための闘い。ここは、社会正義を求める闘いのグラウンド・ゼロです。




これは女性の行進です。このウィメンズ・マーチは、国による暴力という有害な権力に対する、フェミニズムの約束の証です。私たち全員に、レイシズム、イスラム嫌悪、反ユダヤ主義、女性蔑視、資本主義の搾取への抵抗に参加するよう呼びかける、インクルーシブでインターセクショナルなフェミニズムです。

はい、私たちは最低賃金15ドルを求める闘いに敬意を表します。私たちは集団的抵抗に献身します。 

抵当で利益を得る億万長者、ジェントリフィケーションで大儲けをする人たちに抵抗します。 

医療保険を民間会社に任せようとする人たちに抵抗します。

ムスリムと移民への攻撃に抵抗します。 

障害のある人への攻撃に抵抗します。 

警察の手で、そして刑務所と企業の複合体を通して犯されている国家の暴力に抵抗します。

制度的な、そして親しい関係の個人の間でのジェンダー・バイオレンス、特に非白人のトランスジェンダーの女性に対する暴力に抵抗します。 

女性の権利は地球のどこででも人権です。だからこそ、私たちはパレスチナへの自由と正義を口にします。私たちは、まもなく実現するチェルシー・マニング、そしてオスカー・ロペス・リベラの釈放を祝います。しかしまた、私たちは、レナード・ペルチエの釈放も求めます。ムミア・アブ=ジャマールに自由を。アサタ・シャクールに自由を。

これから先、数ヶ月、数年間、私たちは社会正義を求める要求を強化し、傷つきやすい立場に置かれた人々を守るため、より戦闘的になることを求められます。いまだに白人男性のヘテロ父権制至上主義を守る人たちは、ご用心。

トランプ政権のこれからの1459日は、抵抗の1459日です。大地やストリートでの抵抗、教室での抵抗、職場での抵抗、アートと音楽での抵抗。 

これは、ほんの始まりにすぎません。かけがえのないアクティビスト、エラ・ベイカーがこう言っています。「自由を信じる私たちは、自由の到来まで休むことはできません」。

ありがとうございます。

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