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2014年6月8日日曜日

ユリ&ビル・コウチヤマ:ミシシッピの旅

フィルムメイカーのルネ・タジマ・ぺーニャ(Renee Tajima-Pena)が61日に亡くなったユリコウチヤマと夫ビルへのオマージュとしてYOUTUBEに載せたドキュメンタリーYuri & Bill Kochiyama: on the road in Mississippi (ユリ&ビル・コウチヤマ:ミシシッピの旅)は、心あたたまる小編です。(大竹秀子)



DNJブログ『アンジェラとユリ:パワーって伝染する』

ユリ・コウチヤマさんの生涯と活動については、デモクラシー・ナウ・ジャパンのブログ『アンジェラとユリ:パワーって伝染する!』に書きましたので(是非、ご一読を!)、ここでは、ルネ・タジマ・ペーニャのドキュメンタリーYuri & Bill Kochiyama: on the road in Mississippi (ユリ&ビル・コウチヤマ:ミシシッピの旅)について、少しだけ付け加えたいなと思います。いまは亡きこのカップルへのオマージュとして作られたこの10分弱の小編は、ユリとビルが、南部ミシシッピー州の自分たちにゆかりのある地をめぐるロードムービーです

2013年7月24日水曜日

ミシェル・アレグザンダーが語るトレイボン・マーティン射殺事件:ジマーマンのようなものの見方が黒人の若者を危険にさらす

フロリダ州で17歳の黒人少年トレイボン・マーティンが自警ボランティアのジョージ・ジマーマンに射殺された事件で、無罪評決が下されました。雨の降る夕方、父親とガールフレンドが住む住宅地を訪れ、お菓子と飲み物を買いに外に出た時、フードをかぶったみかけない黒人を不審人物だとみなしたジマーマンは、通報した警察から「後を追うな」と言われたにもかかわらず追跡し、もみあいの末、もっていた銃でマーティンを射殺しました。無罪評決は大きな波紋を呼び、地元フロリダはもちろん、ニューヨークなど全米各地で評決に不満をもつ人たちのデモが行われました。
ベストセラーThe New Jim Crow: Mass Incarceration in the Age of Colorblindness(『新たなジム・クロウ:人種差別がみえなくなった時代の大量投獄』)』)の著者、ミシェル・アレクサンダーはデモクラシーナウ!でマーティンの死を引き起こし、犯人が無罪になった偏見は米社会と米国の刑事司法制度そのものに深く根付いていると言います。
以下、番組のエッセンスを訳してみました。(大竹秀子)

http://democracynow.jp/dailynews/2013-07-17
こちらも必見です、字幕付参照動画:新たな黒人隔離:カラーブラインド時代の大量投獄


エイミー・グッドマン オハイオ州コロンバスからミシェル・アレグザンダーさんの声を聞きましょう。公民権運動家で弁護士、ベストセラー書The New Jim Crow:Mass Incarceration in the Age of Colorblindness.(『新たなジム・クロウ:人種差別がみえなくなった時代の大量投獄』)の著者です。ミシェル・アレグザンダーさんは、最近、次のような文を書きました。「有罪を宣告されるべきは、ジマーマン氏自身以上に、ジマーマン風なものの見方だ。黒人の男や少年を脅威以外の何ものでもなく、何の役にも立たないとみなし、誰であろうと何をしていようとだめなんだとさえ思い込む。ジマーマン的なこのようなものの見方が世界史に前例の無い刑罰制度を誕生させ、何百万もの人々をカースト以下の存在に永遠に追いやっている」

ミシェル・アレグザンダーさん、デモクラシー・ナウに再登場、ありがとうございます。事件について大局的見地からお話しください。

2011年12月2日金曜日

トロイ・デイビスの姉 マルティナ・コレイアさん、逝く

トロイ・デイビスさんの姉で「トロイ・デイビス死刑反対」運動の支柱だったマルティナ・コレイアさんが2011121日、亡くなりました。101日トロイの葬儀の日にデモクラシー・ナウ!のエイミー・グッドマンに、無実を訴える運動を続けると語っていた矢先でした。10月3日にオンエアされたトロイ・デイビスの姉のマルティナ・コレイアさん、死刑反対の闘いを続ける決意」の中で10年以上にわたる自らの乳がんとの闘いをふまえて、「生きようとするトロイと私の闘いは、合わせ鏡。体内に流された毒がトロイの命を奪い、私の命を長らえさせる。トロイは私なのです」と語っていました。英文はこちら (翻訳:大竹秀子)
エイミー・グッドマン今日のしめくくりは、トロイ・デイビスの姉のマルティナ・コレイアさんです。車椅子に すわって応えてくださいました。以前は軍の看護師でした。弟の命のために闘いながら、乳がんに対する自分の命への闘いも続けてきました。トロイ・デイビスさんの無実を証明する闘いを今後も続けるのか、聞いてみました。
マルティナ・コレイア: トロイの無実が証明されるまで続けます。そして、トロイを不当に扱った人たちに責任をとってもらいます。皆に正義をもたらします。 のんびり身を横たえて弟の死を無駄にしようとは思いません。

2011年11月26日土曜日

アッティカ刑務所の反乱から40年: 犠牲者多数の鎮圧を賞賛したニクソンとロックフェラー 新発見の録音テープで明らかに

1971913日、非人間的な扱いに抗議して起きたアッティカ刑務所蜂起を鎮圧し、刑務官を含む39人を死にいたらしめた当日の、ニューヨーク州知事ネルソン・ロックフェラーとリチャード・ニクソン大統領との電話でのやりとりの録音テープが発見されました。「殺された囚人は、全員、黒人だったのかい白人も少しはいたのかね?」とニクソンは聞きます。このテープの一部を報道したデモクラシー・ナウ!の番組「アッティカ刑務所の反乱から40年 新発見テープが示す犠牲者多数の鎮圧を賞賛したニクソンとロックフェラー」を全訳しました。司会はエイミー・グッドマンとフアン・ゴンザレスです。(翻訳:大竹秀子)

40周年を期して、ドキュメンタリー映画"The Ghosts of Attica"も公開された。

フアン・ゴンザレス: 40年前の今週、ニューヨーク州北部のアッティカ刑務所で、非人間的な扱いに抗議した囚人たちの蜂起はニューヨーク州の攻撃により終わりを告げました。武器を持たない囚人達は、4日間にわたり39人の刑務官を人質にしました。9月13日、ネルソン・ロックフェラー ニューヨーク州知事は、武装した州警察官に反乱の鎮圧を命じました。州警察は、2000発以上を無差別に発射しました。39人の死者のうち、29名が囚人、10人が刑務官でした。銃撃終了後、警察は数十人の囚人を殴り、拷問にかけました。
エイミー・グッドマン: 襲撃の日のリチャード・ニクソン大統領とロックフェラー ニューヨーク州知事との電話での会話を録音したテープが、発見されました。テープは大統領が暴力的な作戦を熱狂的に支持したことを明らかにしています。ロックフェラーは大統領に、攻撃前の想定では300人を超える囚人が殺害される可能性もあったのだが敢えて作戦を決行したとうちあけています。マンチェスターのニューハンプシャー大学の歴史学者、テレサ・リンチがこのテープを発見しました。

2011年10月8日土曜日

デモクラシー・ナウ!ジャパン 特別番組:トロイ・デイビス処刑の夜──無実の訴え 世界各地で高まる支援の声も空しく ジョージア州が死刑を執行

デモクラシー・ナウ!ジャパンのサイトに「特別番組:トロイ・デイビス処刑の夜──無実の訴え 世界各地で高まる支援の声も空しく ジョージア州が死刑を執行」(日本語字幕付き動画)が掲載されました。(大竹秀子)






42年の生涯のほぼ半分を死刑囚監房で過ごしたトロイ・デイビスさんが、2011921日午後118分、亡くなりました。死亡診断書に記された死因は、「殺人」。手をくだしたのは、ジョージア州。薬物注射による死刑が執行されたのです。デモクラシー・ナウ!では、2007年以来、無実を訴えながら3度も処刑寸前に追い込まれたデイビスさんの支援活動を克明に追ってきました。921日には処刑予定時刻の午後7時をはさみ、ジョージア州ジャクソンの刑務所敷地内で午後6時から8時まで特別番組の放送を計画していました。7時をまわった頃、歓声があがり、連邦最高裁判所が処刑延期を命じたと信じた人々は、喜びでわきたちました。しかし、これは誤報とわかり支援者たちは一縷の希望にすがりながら最高裁の最終決定を待ち続けました。、結局、6時間連続の生実況放送になった特別番組。翌朝の22日の番組で放送された、処刑の夜のハイライト特別レポートをお届けします。続きと動画は、デモクラシー・ナウ!ジャパンのサイトから。

2011年9月16日金曜日

トロイ・デイビスと死の政治 エイミー・グッドマン(2011.9.14)

「トロイ・デイビスの死刑執行が迫っている。 アフリカ系アメリカ人であること、白人の警察官殺しの嫌疑だったこと、 ジョージア州にいたこと。これで3ストライク。」デモクラシー・ナウ!のエイミー・グッドマンのウィークリー・ブログを翻訳しました。(大竹秀子)


2011年9月20日朝(米国東部時間)のCNNの速報によると、ジョージア州の恩赦委員会、トロイ・デイビスへの恩赦を否認。処刑は21日、午後7時に執行の予定。


速報:米独立系メディアDemocracy Now! (www.democracynow.org) 、9月21日午後6時から8時まで(米国東部時間)、トロイ・デイビスの処刑予定時間に、特別番組を放送。**下記を受け、放送時間を午後10時まで延長。ここから。


(9月21日8:10PM米東部時間):トロイ・デイビスの処刑は、連邦最高裁判所が弁護側とジョージア州の言い分を再検討し、延期に価するかを裁定するために、一時猶予中。今晩のうちに裁定を出すか、1週間中に出すか、予断を許さない状態です。


(9月21日10:40pm米東部時間)残念な結果に。米最高裁、トロイ・デイビスの処刑阻止のため、介入しないと決定。今夜、まもなく、処刑が行われる模様。


速報:米東部時間9月21日午後11時8分、トロイ・デイビスの死刑が執行されました。

ロイ・デイビスと死の政治: エイミー・グッドマン(Democracy Now! エイミー・グッドマンのウィークリー・ブログ2011.9.14より)(翻訳:大竹秀子)
英語原文はここ


死が喝采を浴びる、昨今の米国だ。 最近フロリダ州タンパで開かれた、共和党の大統領候補討論会の席上、CNNのキャスターが質問した。「医療保険に加入しないことにした人が、もし大病にかかった場合、死ぬにまかせていいものでしょうか?」。「いいとも!」という喝采が即座に会場を埋め尽くした。 別の討論会では、大統領候補に名乗りをあげたリック・ペリー テキサス州知事への質問で、知事が死刑執行を熱狂的に支持しているという話題があがると、知事支援の喝采がおこり、拍手はしばし鳴り止まなかった。 司会をしていたNBCニュース局のブライアン・ウィリアムズは、聴衆の反応を受け、こんな質問で切り返した。「234人が死刑になったと口にしただけでこの喝采です。この『熱狂』は、いったい何でしょう?」(続きは、デモクラシー・ナウ・ジャパンのサイトで、お読みください。)

2011年6月28日火曜日

激論;アミリ・バラカ マイケル・エリック・ダイソン ハーブ・ボイド:マニング・マラブルによるマルコムxの新しい伝記が大きな波紋  

2011年5月19日、マルコムXの生誕86年を記念する日に、デモクラシー・ナウ!で繰り広げられた、マニング・マラブルの新著『マルコムX:作り直された人生』をめぐるアミリ・バラカ マイケル・エリック・ダイソン ハーブ・ボイドの大激論を日本語訳でお送りします。マルコムXの実像と虚像、その生涯の今日的意味を問い直す多くのヒントをはらむ興味深い討論です。(訳:大竹秀子)©Hideko Otake

英語原文は:Manning Marable’s Controversial New Biography Refuels Debate on Life and Legacy of Malcolm X
日本語参照リンク:デモクラシー・ナウ!ジャパンの日本語動画も、どうぞ: 
『マルコムXの自伝』を問い直す マニング・マラブルの新たなマルコム像

マニング・マラブルによる新しい伝記の波紋 マルコムXの生涯と業績に関する議論が再燃
マニング・マラブルが遺した マルコムXの実像・虚像
追悼:マニング・マラブル、その生涯と遺作『マルコムX:創られた人生』
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エイミー・グッドマン:  マルコムXについて、そしてマニング・マラブル氏の新著Malcolm X:A Life of Reinvention, (『マルコムX:作り直された人生』)をめぐる論争について、3人のゲストをお迎えしています。
アミリ・バラカさんは、高い評価を得ている詩人、戯曲家、音楽史家、ニュージャージー州ニューアーク在の活動家です。主要作品には、1969年の戯曲The Death of Malcolm X. (『マルコムXの死』)もあります。Black Fire:An Anthology of Afro-American Writing (『黒い火:アフロアメリカン著作アンソロジー』はじめ、多数の本の著者・編者です。ハーブ・ボイドさんは、ハーレム在の活動家、教師、著述家です。オンラインの紙 The Black World Today のエディターで、アムステルダムニュース紙はじめ多数の出版物に寄稿しています。ワシントンD.C.からはマイケル・エリック・ダイソンさんが参加です。ジョージタウン大学の社会学教授で、Making Malcolm:The Myth and Meaning of Malcolm X (『マルコムを作る: マルコムXの神話と意味』など、多数の著作があります。みなさん、デモクラシー・ナウ!に、ようこそ。アミリ・バラカさん―
アミリ・バラカ:  はい。

2011年6月7日火曜日

故マニング・マラブル教授の主要リサーチャーが語る、『マルコムX:作り直された人生』

マニング・マラブル著のマルコムXの新しい伝記Malcolm X: A Life of Reinvention.(『マルコムX:作り直された人生』)は、5月19日のマルコムXの生誕86周年を前に「マルコムの顔に泥を塗った」と憤慨する人たちも出てきてブラックコミュニティの中で熱い議論をもりあげました。生前からマニング教授の仕事に注目してきた米国の独立系メディアデモクラシー・ナウ!では、5月19日にこの伝記があらためて火をつけたマルコムX論争に取り組みました。その中から、まずはマラブル教授と共に仕事したリサーチャーの一人、ザヒール・アリ氏のインタビュー(『マルコムX:作り直された人生』:マニング・マラブルが手がけた公民権指導者の徹底的伝記、http://democracynow.jp/dailynews/11/05/19/1)をお届けします。(訳:大竹秀子)
インタビューの英文動画は:http://www.democracynow.org/2011/5/19/malcolm_x_a_life_of_reinvention

フアン・ゴンザレス: マルコムXの生誕86周年を記念するイベントが全米各地で開催されています。マルコム・リトルは、1925年5月19日にネブラスカ州オマハで生まれました。母親のルイーズ・ノートン・リトルにとっては、8番目の子供でした。父親のアール・リトルは、言いたいことを臆せず口にするバプティスト派の牧師で、黒人民族主義者の指導者、マーカス・ガーベイの熱心な支持者でした。1960年代のあるインタビューの中で、マルコムは子供時代について触れています。