フロリダ州で17歳の黒人少年トレイボン・マーティンが自警ボランティアのジョージ・ジマーマンに射殺された事件で、無罪評決が下されました。雨の降る夕方、父親とガールフレンドが住む住宅地を訪れ、お菓子と飲み物を買いに外に出た時、フードをかぶったみかけない黒人を不審人物だとみなしたジマーマンは、通報した警察から「後を追うな」と言われたにもかかわらず追跡し、もみあいの末、もっていた銃でマーティンを射殺しました。無罪評決は大きな波紋を呼び、地元フロリダはもちろん、ニューヨークなど全米各地で評決に不満をもつ人たちのデモが行われました。
ベストセラーThe New Jim Crow: Mass Incarceration in the Age of Colorblindness(『新たなジム・クロウ:人種差別がみえなくなった時代の大量投獄』)』)の著者、ミシェル・アレクサンダーはデモクラシーナウ!でマーティンの死を引き起こし、犯人が無罪になった偏見は米社会と米国の刑事司法制度そのものに深く根付いていると言います。
以下、番組のエッセンスを訳してみました。(大竹秀子)
http://democracynow.jp/dailynews/2013-07-17
こちらも必見です、字幕付参照動画:新たな黒人隔離:カラーブラインド時代の大量投獄
エイミー・グッドマン: オハイオ州コロンバスからミシェル・アレグザンダーさんの声を聞きましょう。公民権運動家で弁護士、ベストセラー書The New Jim Crow:Mass Incarceration in the Age of Colorblindness.(『新たなジム・クロウ:人種差別がみえなくなった時代の大量投獄』)の著者です。ミシェル・アレグザンダーさんは、最近、次のような文を書きました。「有罪を宣告されるべきは、ジマーマン氏自身以上に、ジマーマン風なものの見方だ。黒人の男や少年を脅威以外の何ものでもなく、何の役にも立たないとみなし、誰であろうと何をしていようとだめなんだとさえ思い込む。ジマーマン的なこのようなものの見方が世界史に前例の無い刑罰制度を誕生させ、何百万もの人々をカースト以下の存在に永遠に追いやっている」
ミシェル・アレグザンダーさん、デモクラシー・ナウ!に再登場、ありがとうございます。事件について大局的見地からお話しください。
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2013年7月24日水曜日
2012年6月30日土曜日
ミシェル・アレグザンダー: 新たな黒人隔離:カラーブラインド時代の大量投獄
デモクラシー・ナウ・ジャパンのサイトに、日本語字幕付き動画「新たな黒人隔離:カラーブラインド時代の大量投獄」が載りました。リンクは、ここから。(大竹秀子)
人種差別が無くなったはずの米国。2人の活動家兼著述家、ランダル・ロビンソンとミシェル・アレグザンダーが、黒人のアメリカを語ります。
「トランスアフリカ・フォーラムの創設者としてカリブや中南米も含めたアフリカ系ディアスポラ社会ならびに米国のアフリカ政策の研究に力をいれてきたランダル・ロビンソンは新作小説Makeda(『マケダ』)を軸に奴隷として集団的記憶を根絶された黒人の体験をもとに記憶の力を語ります。一方、The New Jim Crow: Mass Incarceration in the Age of Colorblindness(『新たな黒人隔離:カラーブラインド時代の大量投獄』)が大きな話題を呼んだミシェル・アレグザンダーは、麻薬撲滅を錦の御旗にした1980年代後半以降の麻薬戦争が、貧困地区の黒人を狙いうちにし大量に刑務所に送り込み、不公平な量刑で違反者を重罪犯にし、出所後も投票権の剥奪を初めとするさまざまな公民権の制限を行い二級市民に陥れている仕組みを明かにします。二人に共通するもの、それは制度によって見えなくされているものを探り当て、明らかにし、自分たちをしばっているものから自らを解放する力にしていくことです。
http://democracynow.jp/video/20120113-3
人種差別が無くなったはずの米国。2人の活動家兼著述家、ランダル・ロビンソンとミシェル・アレグザンダーが、黒人のアメリカを語ります。
「トランスアフリカ・フォーラムの創設者としてカリブや中南米も含めたアフリカ系ディアスポラ社会ならびに米国のアフリカ政策の研究に力をいれてきたランダル・ロビンソンは新作小説Makeda(『マケダ』)を軸に奴隷として集団的記憶を根絶された黒人の体験をもとに記憶の力を語ります。一方、The New Jim Crow: Mass Incarceration in the Age of Colorblindness(『新たな黒人隔離:カラーブラインド時代の大量投獄』)が大きな話題を呼んだミシェル・アレグザンダーは、麻薬撲滅を錦の御旗にした1980年代後半以降の麻薬戦争が、貧困地区の黒人を狙いうちにし大量に刑務所に送り込み、不公平な量刑で違反者を重罪犯にし、出所後も投票権の剥奪を初めとするさまざまな公民権の制限を行い二級市民に陥れている仕組みを明かにします。二人に共通するもの、それは制度によって見えなくされているものを探り当て、明らかにし、自分たちをしばっているものから自らを解放する力にしていくことです。
http://democracynow.jp/video/20120113-3
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